MATLABでクレーターを数える

画像処理の流れ 対象画像には以下のような特徴がある. クレーターが完全な円ではない. クレーター外部と内部の明るさの差が小さい そこで対称性に依らずクレーターを検出するために,エッジ検出を主とした画像処理を施した. 具体的な流れは下記の通りである. 画像読み込み 2次元適応フィルター処理によるノイズの除去 コントラスト調整 エッジの検出(キャニー法) 膨張 画像領域内部にある穴の塗りつぶし 収縮 小さなオブジェクトの削除 まとめ 検出率は6~7割程度である. 複数のクレーターを1つとカウントする,そもそも検出できてない等の課題があるが,手動カウントの補助程度には使えそう. 使用環境 MATLAB R2020b Image Processing Toolbox 参考 MathWorks - 外観検査: 画像から寸法・個数を瞬時に測定 (ワッシャーの検出) MathWorks - エッジ検出とモルフォロジーを使用した細胞の検出 ソースコード clear all; close all; clc; % 画像読み込み I = imread('original.jpg'); imshow(I) title('Original Image'); % ノイズ除去 K = wiener2(I,[10 10]); imshow(K) % コントラスト調整 J = imadjust(K); imshow(J) % エッジ検出 [~,threshold] = edge(J,'canny'); fudgeFactor = 0....

April 15, 2021

ANSYS Fluent Meshing vs ANSYS Meshing

ANSYS Fluent用のメッシュ作成であれば,ANSYS MeshingよりもANSYS FLuent Meshingを使った方が良さそう. 理由は下記の通り. 最低限の設定のみで高品質なメッシュ作成が可能 私の環境では同じモデルでも特に工夫せず直交品質が改善した.(0.1 → 0.2) ワークフローが分かりやすい.

February 16, 2021

チーム内ポータルサイト作成

Google Sitesを選んだ理由 大学がG Suitを契約しており,チームメンバー全員が大学のGoogleアカウントを所有していたから. チームとしてでGoogleアカウントを所有していたから. チームのGoogle Calendar,Google Drive,Google Forms,Google Sheets等と連携できる. このポータルサイトをチームのGoogleアカウントに紐づければ,チームメンバー全員が管理できる. 基本機能 メモ Google Formで書いて,Google Sheets経由で表示する. Google Meetへの参加ボタン 普段のミーティングだけでなく,突発的な雑談でも簡単に使用できる. 活動計画の表示 アクセス権限 Google Sitesのアクセス権限はチームメンバーのGoogleアカウントのみに設定 Google Calendarも同様(Google Site内でGoogle Calendarを表示させるため)

February 2, 2021

ANSYS Studentのライセンス更新

ANSYS Student 2020 R1でFluentを立ち上げたら,エラーメッセージが出た. 原因 ANSYS Studentのライセンスには期限がある. ダウンロード画面に記載されていた. Ansys Student 2020 R1 download for Windows x64 (5.8 GByte): Built-in license valid until 1/31/21 Ansys Student 2020 R2 download for Windows x64 (6.3 GByte): Built-in license valid until 7/31/21 対処方法 再インストールしてバージョンアップする. エラーメッセージ ANSYS LICENSE MANAGER ERROR:Capability Fluent Solver does not exist in the ANSYS licensing pool. The specified license path: ANSYSLI_SERVERS: FLEXlm Servers: C:\PROGRA~1\ANSYSI~1\ANSYSS~1\Shared Files\Licensing\student.lic does not have any licenses for any product....

February 1, 2021

ANSYS Fluentのバッチ処理

ANSYS Fluent (2020 R1) で複数条件の解析を回す必要があったため,バッチ処理方法について色々調べた. その時のメモ. 注意: case fileを一括で作成できていない(やり方がよく分からない). 非常に面倒くさいが手動で一つ一つ条件を変更している. 手順 case fileを用意する. C:\作業フォルダ\プロジェクト名\プロジェクト名_files\dp0\FFF\Fluent\ journal fileを上記のディレクトリに入れる. ANSYS Workbench > 解析実行を選択 この時 “Upstream data of this cell has changed. Do you want to refresh this cell using upstream mesh and setting?” と聞かれるが,“いいえ"を選択 Fluentでファイル > 読み込み > ジャーナルを選択 journal file(.jou)を実行 journal fileの具体例 所々に “yes” があるのは,ファイルを保存するのかどうかをFluent側が毎度確認してくるから. /file/read-case FFF_He_300K_Cu10um_04MPa.cas.gz /solve/initialize/initialize-flow /solve/iterate 1000 /file/write-case FFF_He_300K_Cu10um_04MPa.cas yes /file/write-data FFF_He_300K_Cu10um_04MPa.dat yes /file/read-case FFF_He_300K_Cu5um_04MPa.cas.gz yes /solve/initialize/initialize-flow /solve/iterate 1000 /file/write-case FFF_He_300K_Cu5um_04MPa....

January 30, 2021